
小林延光は、愛知県尾張旭市で育ち、学生時代も社会人も名古屋で過ごしてきました。たいそれた夢よりも、「今ここで誰かのためにできること」を大切に歩んできた人生。
その原点は、いつも「自分らしさ」と「誰かへの伴走」にありました。
「人の成長に関わり、変化を間近で見られることに情熱を感じます」
小林延光の歩みと気づき
教育の現場で見つけた「自分の天職」
名古屋大学の工学部化学科で研究に打ち込んでいた学生時代、偶然始めた塾講師のアルバイトが、小林延光の価値観を大きく変えました。
「人の人生に関わり、変化や成長を間近で見られる」——それは研究とはまったく異なる、けれども心の奥から情熱が湧いてくる体験でした。
大学卒業後は個別指導塾に就職し、子どもたちと真剣に向き合う日々を送りました。その中で育まれたのは、人の想いや成長に寄り添うファシリテーション力。
この力は、現在のワークショップ型サービスやリスキリングプログラムの原点となっています。
現場経験から見えた「ビジネスの本質」
教育を軸に事業をしたい——そう思っても、当時の自分にはビジネス経験が圧倒的に足りないことに気づきました。
そこで小林延光は、事業会社への転職や、外部CXOとして複数企業に関与するなど、実践でビジネススキルを徹底的に磨く道を選びます。
携わったのは、事業開発、経営企画、財務改善、業務執行など。あらゆる現場で汗をかきながら、課題に真正面から向き合い、多様な事業フェーズと組織課題を見抜く力を培いました。
「理念が文化になる瞬間」を肌で感じた経験
中でも大きな転機になったのが、とある美容・健康家電メーカーでの経験です。フィロソフィー経営を掲げる同社で、小林延光は組織文化が人を動かし、企業を動かす現場に立ち会いました。
社長の覚悟・哲学が全社に共有されることで、社員の行動が一致し、会社全体が一体感を持って成長する。理念と実践がリンクしたときの圧倒的な推進力を実感した瞬間でした。
一方で、どれほど優れたリーダーでも、1人の力では文化をつくることはできないという現実にも気づきます。
大事なのは、全社員の「自分ごと化」。その仕組みを整えることが、持続可能な組織づくりに欠かせないと確信しました。
現在の想いと使命
「enco」という名前への想い
社名「enco」は、「encourage=勇気づける」という想いを込めた名前です。
提供するのは、単なるノウハウではありません。
「自分らしさを軸に、周囲を巻き込み、行動を起こす力」を引き出すことで、組織が本当に変わっていく瞬間を伴走する。
それが使命であり、原点です。

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