創業ストーリー

創業ストーリー – 株式会社enco
小林延光

こんにちは!
小林延光です!

愛知県尾張旭市出身で、学生時代も社会人も名古屋で過ごしてきました。

僕はこれまでさまざまな仕事を経験してきましたが、常に持ち続けていたのは
「今ここで誰かのためにできることをする」
という思いです。

その原点は、いつも「自分らしさ」「誰かへの伴走」にありました。

小林延光の来歴紹介

01

教育の現場で見つけた「自分の天職」

僕は学生時代、名古屋大学の工学部化学科で研究に打ち込んでいたのですが、偶然始めた塾講師のアルバイトをきっかけに、人生観が大きく変わりました。

「人の人生に関わり、変化や成長を間近で見られることは、こんなにも素晴らしいことなんだ」——それは、普段の研究活動で得られる情熱とは異なるものでした。

そのとき感じた思いのまま、大学卒業後は個別指導塾に就職しました。
周囲からは「名古屋大学の理工学部出身なのに、教育に進むなんて珍しいね」と言われたこともしばしば。
けれど僕は、学生時代にのめりこんだ研究よりも、子どもたちと真剣に向き合う日々のほうが楽しかったんです。

その中で育まれたのは、人の想いや成長に個別に寄り添うファシリテーションスキルでした。
今思えば、このスキルこそが、現在のワークショップ型サービスやリスキリングプログラムの原点となっているのだと思います。

02

現場経験から見えた「ビジネスの本質」

教育を軸に事業をしたい。いつしか僕の中にはそんな思いが芽生えていました。しかし、当時の自分にはビジネス経験が圧倒的に足りないことに気づきました。

そこで僕は、事業会社への転職や、外部CXOとして複数企業に関与するなど、実践でビジネススキルを徹底的に磨く道を選びます。

携わったのは、事業開発、経営企画、財務改善、業務執行など。
あらゆる現場で汗をかきながら、課題に真正面から向き合い、多様な事業フェーズと組織課題を見抜く力を培いました。

そこでクライアントさんから言われたのは「小林くんはうちの会社のことをとても深く理解してくれていて、とてもうれしいよ」「延光さんに言われると元気が湧いてくる!」という言葉。
人を励まし、支えることが、僕にとってかけがえのないやりがいなのだなと思いました。

03

「理念が文化になる瞬間」を肌で感じた経験

中でも大きな転機になったのが、とある美容・健康家電メーカーでの経験です。フィロソフィー経営を掲げる同社では、「組織文化が人を動かし、企業を動かす」ということを実務を通して学びました。

社長の覚悟・哲学が全社に共有されることで、社員の行動が一致し、会社全体が一体感を持って成長する。理念と実践がリンクしたときの圧倒的な推進力を実感した瞬間でした。

一方で、どれほど優れたリーダーでも、1人の力では文化をつくることはできないという現実にも気づきます。

大事なのは、全社員の「自分ごと化」。その仕組みを整えることが、持続可能な組織づくりに欠かせないと確信しました。

04

人と会社が持続的に成長できる未来へ

その後僕は、株式会社encoを立ち上げることになります。現在は頼れる仲間たちとともに「人材リスキリングプログラム」を提供しながら、新たな価値を生み出す人材を育てるための伴走支援を行っています。

人が育つということは、会社が育つということ。

学習塾での講師時代に身につけた「個別対応力」
さまざまな企業を外部から関わることで身につけた「目標達成への伴走力」
フィロソフィー経営に携わる中で身につけた「全社推進力」

これらの力をひとつに集約し、encoは一つでも多くの企業様が自ら成長し続けられる社会を実現していきます。

現在の想いと使命

「enco」という名前への想い

社名「enco」は、「encourage=勇気づける」という想いを込めた名前です。

提供するのは、単なるノウハウではありません。

「自分らしさを軸に、周囲を巻き込み、行動を起こす力」を引き出すことで、組織が本当に変わっていく瞬間を伴走する。

それが使命であり、原点です。

enco

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