💡受講のきっかけを教えて下さい。
前職を辞めた理由のひとつが「新しい事業を起こしたい」という想いでした。ただ実際にやってみるとなると難しく、どう進めればいいのか分からなかったんです。前職を辞めて母の会社を引き継ぐことで事業を継続していましたが、それだけでは物足りず、自分自身で新しい挑戦をしたいと考えていました。
ただ、周囲に相談しても「その人ならではの事例」ばかりで、「僕の場合はこうしたよ」「僕はこうやって起業したよ」という話になってしまいます。参考にはなるけれど自分にそのまま当てはまるわけではなかったんですよね。結局「自分なりに解釈して進むしかない」と感じていたところ、知人を通じてセミナーを紹介していただき、講座に申し込んだのがきっかけです。
コンサルティングのように「魚を釣ってきてもらう」(答えを提示してもらう)のではなく、「魚の釣り方を学ぶ」というスタンスで、自分の力に落とし込めるところに魅力を感じました。

💡講座を受講してよかった点をお聞かせください。
毎回のチームワークやグループ作業の中で、リアルタイムでフィードバックをもらえる点が非常に良かったです。他の参加者の発表や意見からも学びが多く、自分を客観的に見る機会にもなりました。
先に言った言い方ですと「魚の釣り方」を学ぶ過程で、自分が釣るだけでなく他の人の取り組みを支援したり観察したりすることができるんですよね。それが自分自身にとっても大きな気づきにつながりました。コンサルであれば「早く結果を出して」と言われがちですが、この講座は“成長の機会”を得られる点が大きな違いだと思います。

一人での学習では得られない貴重な経験です。
💡受講前に不安だった点はありますか?
12回という比較的長期のプログラムで、日程もあらかじめ固定されていたため「欠席したらどうしよう」「途中でモチベーションが下がらないか」という不安がありました。
ただ、一人では2〜3合目で挫折していたと思いますが、一緒に受講する仲間がいてくれたおかげで、楽しく続けてこられたと思います。ようやく7〜8合目まで登ってきた感覚があります。今では頂上を見据えつつ、別の山に挑戦する自信もつきました。
とくに、フレームワークを活用する回はすごく学びになりました。カスタマージャーニーやバリュープロポジション、ビジネスモデルキャンバスなど、ネット上でよく見かけるフレームワークでも、実際に一人で取り組もうとすると難しいですが、事例や解説を交えていただきながら進めていけるのでわかりやすかったです。
今思うと、12回のプログラムでは毎回「1合目はここ」「2合目はここ」と道標を示してもらっていたように思いますね。無駄なく一歩一歩進めるようになりました。今後も迷ったときにはフレームワークに立ち返り、事業を俯瞰することができると思います。

既存ビジネスの見直しにも役立ちます。
💡個人事業主や一人社長へのメッセージをお願いします。
もし事業に迷いがあるのなら、一度受講して自分や社会を俯瞰する機会を持つといいと思います。一人で事業をしていても、結局は人や社会とのつながりが不可欠です。
この講座ではそのつながりを得られるだけでなく、自分の事業を客観視する視点も養えます。「今のままでいいのかな」と感じている方にこそおすすめしたいです。
もちろん、今の事業がうまくいっている人でも同じです。うまくいっている今だからこそ、自分の会社の新たな価値を創造できると思います。実は今、本業の不動産事業に加えて、海外との橋渡しや新しい依頼にも挑戦しているんです。頼まれたことに応えるうちに、チラシやプロモーション動画の制作にも取り組むようになり、AIを活用してミュージックビデオまで作るようになりました!
もはや自分でも何屋か分からないほど幅が広がっていますが、それもまた「求められることに応えていく中で新規事業が生まれる」ということだと思います。「自分はこうだから」と固執せず柔軟に考えることで、常に新しい挑戦を続けていきたいです。
💡encoからのポイント
encoでは、個人で事業をしている方や、従業員のいない「ひとり社長」の方も受講していただいています。
得意なことで事業をできるスキルがあるからこそ、別の新たな価値を創造することに抵抗を感じたり、やり方がわからなかったりといった「個人事業者独特のお悩み」を抱える方もいらっしゃいます。
encoではよくある詰め込み型の講座ではなく、アウトプットをしながら自分自身に落とし込んでいくスタイルなので、毎回「成長できた」という実感が得られます。また、こちらの方もおっしゃっているように「魚の釣り方」を学ぶことができるため、自分の既存事業の価値を見直す際にも役立ちます。
こちらの方は毎回真摯に課題に向き合ってくださり、新しい事業では早くも顧客ができています。新たなことに挑戦していく背中を、私達はこれからも応援したいと思っています。